賢さと気高さが魅力！ロシアンブルーについてご紹介

ロシアンブルーは、体長が30cm～40cmほど。平均的な体重は3kg～5kgです。
ゆったりとした性格の猫なので運動不足になりやすい傾向があります。
平均寿命は10年〜12年と普通の猫（平均15年）より少し短命です。しかし、健康な個体の場合は気を付けて飼育することで17年くらい生きる子もいます。

ロシアンブルーと言えば優雅な姿の猫というイメージですよね。
目はエメラルドグリーンでラウンド形。耳はとがってピンと立っています。
また口元がにっこりしているように見えるのもロシアンブルーの特徴的です。
気品あふれる姿とミステリアスな雰囲気が魅力の猫種です。

ロシアンブルーの最大の特徴はその被毛にあります。
毛の色がブルー、と言っても青いわけではありません。猫の場合のブルーは灰色を指します。

毛はアンダーコートとトップコートの２重になっています。毛はすごく細くて絹糸の様だともいわれます。アンダーコートはとても密集しているので、シャンプーをしても地肌を濡らすのが大変と言われています。毛の密度も高いので寒さにも強い猫です。

最近ではブラックやホワイトのロシアンブルーも生まれていますが、それは「ロシアンブルー」とは認められてはいません。

目はエメラルドグリーンですが、子猫の場合は青色になっています。
場合によってはエメラルドグリーンの目になるまで生まれてから２年ほどかかる子もいるようです。

ロシアンブルーの性格は一言で言うと、「犬みたい」です。
飼い主に忠誠心を持ち、献身的に愛情を注ぎます。プライドが高くて気まぐれな猫っぽい部分も持ち合わせています。
人見知りでシャイで神経質な部分もあるので、他人には心を開くまでに時間がかかります。
また鳴き声は小さく、あまり鳴きません。おとなしい猫なのです。

運動や遊びは好きですが、おとなしくくつろぐことも大好きな猫です。

ロシアンブルーはその名が示す通り、ロシア原産の猫だと言われています。
18世紀半ばにイギリスや北欧で人気になりました。しかし第二次世界大戦で数が減ってしまい、絶滅寸前にまで陥ります。
イギリスやアメリカでブリティッシュ・ブルーという猫とシャムネコを交配することでロシアンブルーの数が回復していきました。このことから、ロシアンブルーの原産国はイギリスと主張する人もいるようです。

20世紀初頭のアメリカでは「マルティーズキャット」と呼ばれていました。

ロシアンブルーは遺伝性の疾患が少ない猫とされています。
しかし、ほかの猫と同様に目の病気や膀胱炎、尿結石などには注意が必要です。

また、ロシアンブルーはとてもストレスを感じやすい猫です。そのストレスが原因で心身のバランスが崩れてしまうこともあります。避妊や去勢をしていない場合は、他の猫の発情に反応してストレス症状を起こしてしまうこともあります。

最後に、ロシアンブルーにおすすめのキャットフードを厳選してご紹介致します。

ロシアンブルーは高タンパクな食事がいいでしょう。しかしカロリーが高めの食事だと、たくさん運動する猫は問題ありませんが、運動不足の場合は肥満の原因になってしまいます。食事のカロリーには飼い主がしっかり気を配りましょう。

ロシアンブルーのためのキャットフードです。ロシアンブルー特有の美しい被毛や、しなやかな筋肉の健康維持のためにタンパク質を調整しています。肥満の予防を考慮した低脂肪設計なので、細身で美しいロシアンブルーの体型維持をサポートしてくれるでしょう。

厳選された魚が主原料のキャットフードです。魚には天然のオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、皮膚や被毛の健康を助け、脳や眼などの発育にも良いとされています。
サーモン、サバ、イワシの3種類から選ぶことができるので、愛猫の嗜好に合わせた食事を提供してあげることができます。

放し飼いで育てられた鶏や七面鳥、自然の海で漁獲された魚、巣に産み落とされた卵など、自然にこだわった厳選素材をふんだんに使用した猫用の総合栄養食です。製造方法にもこだわりが詰まっており、新鮮肉を低温で時間をかけ空気乾燥し水分を飛ばし、栄養素が濃縮されています。

ヨーロッパの厳しいガイドラインをクリアした魚などの原材料を使用した、イタリア産のキャットフードです。保存料や香料、着色料は一切使用しておらず、人間の食事と同じ基準をクリアしているため、愛猫にも安心して与えることができます。