愛犬の暑さ対策大丈夫?!犬の水遊びで気を付けること!

だんだんと気温が上がり水遊びが楽しい季節になりました。海や川にお出かけする機会も多くなりますね。
水遊びが好きな犬たちはついつい夢中になって遊んでしまいまずが、一歩間違えれば命を危険にさらすことになりかねません。
水遊びをする際の注意点を知り、対策を確認しておきましょう。
2018年08月01日作成

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暑い夏がやてくると「水遊びの季節が来た!」という感じがしますね。
犬たちが水の中を楽しそうに泳いで遊んでいる姿は、見ている側もとても嬉しくなります。熱中症の対策としても効果的な水遊びですが、実は多くの危険が潜んでいます。いくつかの注意点と共に対策を紹介していきますので、安全に遊べるように配慮してあげましょう。

水遊びに行く前に注意すること

体調管理

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水遊びや車に乗って移動するというのは、少なからず犬の体に負担をかけます。人間も体調がすぐれないときに無理をして遊びに行くと、体調を崩してしまったりしますよね。犬も同じで、体調が少しでもおかしいなと感じたら無理は禁物です。
前日の夜から体調がいつもと変化ないか確認し、当日の朝は、排便の様子、食事のとり方、元気があるか、といった確認をしておきましょう。
犬は体調がすぐれないからといって、自分で遊びを止めるということができません。少しぐらい体調がすぐれない場合でも遊びに夢中になってしまい、ついつい遊びすぎてしまう事があります。飼い主が早い段階で体調不良を感じ取り、無理をさせない選択をしましょう。

レジャー先の情報チェック

遠くの海や川などに水遊びに行く場合などは、事前に海の状態や川の水量などをチェックしておきましょう。自然界は何が起こるか分かりませんので、急に波が高くなってきた、川の水量が増えていた、という事があれば事故につながりかねません。
安全を確認してから出かけるようにしましょう。

水遊び中に注意する事

リードを装着し、必要ならライフジャケットを着せましょう!

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海や川、犬専用プールであっても、水遊びをするときにはリードの装着をしましょう!
「犬は泳ぎが得意だし大丈夫」と、ノーリードで遊ばせる飼い主が多いように感じますが、海だと潮の流れがあり、川だと場所によって急に流れが速くなっている場合があります。犬も個体差があり泳ぎが得意な子と、そうでない子がいるので、安全のためにもリードを装着しておきましょう。ロングリードと呼ばれる、通常散歩の時よりも長いリードであれば遊んでいても窮屈さを感じることは少ないと思います。
また深さがあるところで泳ぐ場合は、ライフジャケットを着用し泳ぎの負担を減らし万が一に備えましょう。

低体温症に注意!

熱中症予防のために水遊びをさせる飼い主も多いと思います。しかし、長時間冷たい水の中にいると逆に低体温症になってしまう可能性があります。犬はちょっと寒いな、なんだかおかしいな、という変化を感じとり自ら水遊びを止めることが出来ません。飼い主が、犬が何分ぐらい水の中に入っているのかを確認し、体調を観察しながら加減してあげるようにしましょう。

海水を飲まないように注意する

旅行先や遠出をして海に遊びに行く機会もありますよね。海水は塩分を多く含んでいます。犬はあまり塩分を必要としていないので、海水をたくさん飲んでしまうと下痢を起こしたり、体調不良の原因となります。海で遊ばせる場合は、ペットボトルで水を用意し、海水を飲ませるという事はしないようにしましょう。遊んでいる最中に飲み込んでしまう場合は仕方がないのですが、水遊び後に体調が悪いと感じたら獣医さんに相談するようにしましょう。

水遊び後に注意する事

熱中症にも注意

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水遊びの後に熱中症?と思うかもしれませんが、水遊びの後のほう注意しなければならないことが多くあります。
まず水遊びの後に熱中症になる理由ですが、ダブルコートと呼ばれる被毛の密度が高く、毛量が多い犬種がなりやすいといわれています。被毛が濡れたまま炎天下のしたで自然乾燥させようとすると、水分が蒸発し被毛の中にこもってしまいます。するとスチームサウナ状態になり、体温を上昇させてしまい熱中症になってしまうというわけです。
熱中症を防ぐためにも、濡れた毛をよくタオルドライして、風通しのいい日陰で休ませるようにしましょう。この時に犬の体調を確認することを忘れずに。

ヤケドの恐れあり!

水からあがったあと、よくタオルドライをせずに放置しておくと、被毛についた水滴がレンズの役割をし皮膚に光が集まってしまいヤケドをする恐れがあります。サマーカットをした犬は特に、皮膚を守るまずの被毛が薄くなっているので注意してください。

水からあがったあとは、全身をよくタオルで拭いて涼しい日陰で休ませるようすることを徹底させましょう。

楽しい楽しい水遊びですが、これだけの危険が潜んでいます。しかし、飼い主がよく注意していれば、ケガや体調不良を起こすことなく遊びが楽しめます。愛犬のためにも、しっかりと管理をして楽しく遊びましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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