猫が夜行性って本当?猫の習性から詳しくご説明します

猫は夜行性!と思っている方も多いかと思います。ですが、昼間も起きてたり、夜は寝ていたり…。猫が夜行性って本当?と思うようなこともありますよね。そこで猫の生態や習性から夜行性なのか、探ってみました。 2019年04月07日作成

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猫と一緒に夜は寝ているという方は多いのではないでしょうか?
私もその一人となりますが、そのことを知ると夜行性なのに?という疑問が湧く方も多いかと思います。
確かに夜に猫がネズミを追いかけて運動会をしてしまうという話も聞くことがありますが、人間に周りにいる猫は本当に夜行性?と思う猫ばかりですよね。
そこで、今回は猫が本当に夜行性なのかどうかを生態や習性から探ってみました。

薄暮行動性をご存知ですか?

出典元:https://www.shutterstock.com/

猫は薄暮行動性という動物の種類になり、夕方から早朝などの薄暗い時間帯にかけて活発に動くといった野生の猫の習性が残っています。
なぜかというと、薄暗い時間帯は狩りに適しているからです。
ですので、猫は早朝や夕方になってくると徐々にやる気が増し、自然と活発に行動するようになっているのです。
夜に活発になるという風に見えていますが、実際は夜行性ではなく薄暮行動性なのです。
ただ、夜を挟んで動きが活発になっているので、夜行性と勘違いしやすいではないかと思います。

夜行性ではないのに夜の運動会をしてしまうのは?

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真空行動をご存知でしょうか?
真空行動とは、猫が夜中に活発に動き、運動会をしているように走り回る動きの事をいいます。
真空行動をする場合は、
・狩りで発散したいエネルギーを発散したい
・体に溜まっているエネルギーを発散したい
という場合に真空行動をするようです。
猫が真空行動をする時は体力が余っているということになるのです。
ですので、体力が余っているために、夜に運動会をしてしまっていることになります。

夜の運動会の対処法

もし、毎日のように猫が真空行動を起こしており、夜は眠れないと飼い主が困ることもありかもしれません。
その場合の対処法をご紹介します。

エネルギー発散の時間帯を考える

猫は比較的、午前中から寝始めることが多いです。
たまに起きては見回り、ご飯、水というように役目や食事をとっていますよね。
そして、夕方に徐々に活発になり、夜からまた寝始めます。
そしてまた朝方になると起きてきて活発になっていきます。
この時間のサイクルが、猫の本能での生活スタイルですので、エネルギーが余らないようにするために、エネルギーを発散させる時間帯を気を付ければ良いのです。
少し、活発になる時間帯の前から猫と遊んでみたり、食事の時間帯を早めてみたりという少しのことで改善される場合が多いようです。

エネルギーの発散方法を見直す

猫とは十分に遊んでいるけど、真空行動をしているという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、その遊びの見直しをしてみて下さい。
実は猫のエネルギーが少ししか発散できていないこともあるかもしれません。
猫の狩猟本能を満たすような、猫じゃらしや不規則に動くボールなどが有効です!
そして猫と一緒に遊んであげると喜びますので、是非試してみて下さい。
また、キャットタワーもエネルギー発散には有効で、上下の動きが出来るので、大きくエネルギーを消費出来ます!
わざわざキャットタワーを購入しなくても家具の配置を考えだけでも同じような構造は出来ますので、是非考えてみてあげて下さい。
猫は遊ぶことが大好きなので、遊びで満足すれば夜もぐっすり眠ってくれることが増えていきます。

猫の活発な時間を把握しましょう!

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いかがでしたでしょうか?
猫が夜行性ではないということを知って驚いた方も多いのではないでしょうか?
猫の活発的な時間帯をきちんと把握し、猫のエネルギーを発散させること優先してあげてみて下さいね。
夜の運動会は団地やマンションにお住いの場合、苦情にもなりやすいので、気を付けるようにして下さい。

著者情報

UCHINOCO編集部

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