辛抱強くて、忠実!超大型犬『ブリアード』について

ブリアードは国内では見かけない犬種です。かつてはオオカミを追い払う使役犬として活躍をしていました。今回はブリアードについての情報を集めてみました。 2018年07月24日作成

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1.ブリアードの基本情報

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体高より体長がやや長い体型をしています。大きめの頭に太めで短いマズル、ストップははっきりしています。そして特徴的でチャーミングなひげがあります。胸は深く尾はまっすぐです。耳のタイプは立ち耳と垂れ耳があります。理想的な体高はオスの場合、62~68cm、メスは56~64cmです。体重は23キロから40キロ前後です。

2. ブリアードの特徴や性格について

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ブリアードはかつて牧羊犬だったという資質が性格にも色濃く残されてる犬種です。といかく活発で動き回ることが大好きです。そして飼い主には従順で性格的には特に問題のない犬種です。対外的に他の人や犬に全く危害を及ばす可能性のない犬というのは飼い主としても散歩等でも気持ちが幾分楽なものです。

ただひとつ弱点を指摘するとすれば、陽気で明るいのですが人見知りをする場合があることです。見たこともない人、知らない人には懐こうともしません。社会化をきちんと行い、子犬の時期から多くの人にも慣れておく必要があるのです。実際には概ね明るくおおらかな性格をしていますので、しつけさえきちんと行えば暮らしやすい犬種です。とてもストックな部分もあり、自分が心から信頼できる飼い主に対しては自分を犠牲にしてまで、守ろうとする勇敢さを見せる場合があります。そんな健気で捨て身な部分を普段から褒めてあげてください。心優しい犬種として家族は誇らしく感じるものです。

ブリアード自身が本当に愛情豊かな性格をしていますので飼い主も、愛情を持って接して叱るときには叱り、褒めるときには褒める育て方を徹底すればよい子に成長します。愛犬のしつけは愛情をしっかり持ちながら取り組むのが重要なポイントです

3.ブリアードの歴史について

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ブリアードの歴史としては日本国内では頭数も少なく、馴染みが少ない分知られている歴史も少ないようです。ブリアードはフランス原産で大型の牧羊犬です。フランスの牧羊犬としては古い歴史があります。8世紀頃には既に存在したのではないかと推測されています。

大き目の体格の牧羊犬としてブリアードは羊を追うだけでなく、山岳地帯から勝手に侵入するオオカミを追い払うための使役も担いました。第二次世界大戦の際は軍用犬として働きました。戦争の後には農村で牧羊犬として働く場合や家庭犬としては辛抱強くて忠実な面が評価されました。

1789年には最初のブリアードがアメリカに輸入された記録がありますが実際にはここから100年以上経過したときに、アメリカでも繁殖が開始されました。原産国フランスやアメリカでは頭数が多いのですが日本では、ブリアードを見かけることはありません。どうしてもブリアードについては、海外での犬種というイメージが強いものです。

4. ブリアード・気を付けるべき病気について

病気に関しては、大型犬特有の股関節形成不全、長毛種であるために皮膚疾患などが挙げられます。また大型には非常に多い、胃捻転が起きやすい犬種でもあります。食jの際にドッグフードを一気に呑み込んでしまうことも胃腸障害の原因になります。また生まれたときから被毛が顔を覆っているような容姿をしているので、視力が弱い場合があります。添加物などを一切排除したドッグフードもアレルギー対応としてはおすすめできます。

5. ブリアード・食べ物の注意点

胃捻転を予防するために、消化吸収の良いドッグフードを選んでください。穀類をカットしたグレインフリーのドッグフードを与えると胃腸への負担も少なく胃腸の病気にかかりにくくなります。またアレルギー対応のドッグフードを最初から選ぶのも一つの方法です。

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UCHINOCO編集部

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