あの有名アニメ”フランダースの犬”のモデル?!『ブービエ・デ・フランダース』とは?

ブービエ・デ・フランダースはフランス国境付近で働いていた牧畜犬です。有名になった理由は、フランダースの犬のパトラッシュのモデルになったことからです。そんなブービエ・デ・フランダースについての情報をまとめました。
2018年07月23日作成

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1. ブービエ・デ・フランダースの基本情報

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体長と体高がほぼ同じくらいの体型をしています。胴はやや短かめで豊かな被毛の下にはしっかりとした筋肉質な体が隠れています。顔には特徴的なひげ様の被毛が生えている部分はとてもチャーミングです。理想的な体高はオス65cm、メス62cmの大型犬です。体重は35キロから40キロ前後です。日本では大変有名なアニメ「フランダースの犬」のパトラッシュと同じ犬種?と聞かされると若干の疑問が残るものです。実際に、アニメで描かれている犬種と、ブービエ・デ・フランダースとでは大きな違いがあります。モデル犬として、捉えるほうが正しい解釈だと思われます。


2. ブービエ・デ・フランダースの特徴や性格について

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ブービエは賢くてとても落ち着いている犬種です。かなりの体力がありますが家族や同居犬に危害を加えるような真似はしません。また辛抱強く、飼い主や家族には愛情深く接してくれます。ただし、家族を守る意識が高すぎ家族以外の人や動物に対しては強い態度を示す婆もあります。これは性格的に仕方のないことですが飼い主としては諭してあげてください。飼い主と家族には忠実で信頼できる犬であることが伝わります。飼い主はそんなブービエ・デ・フランダースに対しては、愛情を注ぎ心から必要なしつけを行うことが重要です。

とても賢くものわかりの良い性格をしているのですが、時折頑固な面を見せます。これは成犬になるとこだわりに変化していくのですが、なかなか強情な面も否めません。トイレや食事の習慣という日常的なことは子犬時代に徹底してしつけをしておくべきでしょう。子犬の頃から本当に活発で賑やかな犬種だけに、厳しく育てて飼い主の指示をすぐに守れるような成長を促したいものです。

また牧畜犬種というもの自分が遊びに興じているときに興奮して人間の足首やかかとに急に歯を立ててくる場合もあるほどです。これは元来の性格であり本能的なものです。子犬の頃にきちんと治しておきたいものです。そのためには、飼い主は威厳を持って終始一貫の、しつけを行う必要があります。


3. ブービエ・デ・フランダースの歴史について

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ブービエ・デ・フランダースの起源は、ベルギーとフランスの国境地帯にあるフランドル地方です。人々の作業犬として貢献していた記録があります。基礎研としてはアイリッシュウルフハウンド、チベタンマスティフ、シュナウザー、ボースロンなどとの血縁関係では?と思われています。諸説ありますが、正しい起源がはどこにも語られていません。

1914年、第一次世界大戦が勃発したときにはフランス軍の医療物資を運ぶ医療犬とし大活躍をしました。この戦後に生き残った数頭の犬からもう一度産出された犬がブービエ・デ・フランダースです。

1922年にはスタンダードが規定が加えられて1930年代にはアメリカのAKCでも公認となりました。されています。その後は正式にブービエ・デ・フランダースは世界的にも認めらえる犬種となりました。

4. ブービエ・デ・フランダース・気を付けるべき病気について

ブービエ・デ・フランダースには比較的遺伝性疾患が少ないので先天性の疾患には結びつかない場合がほとんどです。ただ、大型犬に多い股関節形成不全いついては予防すること自体が、難しいことです。胸が深い犬種ですのえ胃捻転が起きやすいことでも知られています。食事を一気に食べず食後はバタバタと遊ばせなようにしてください。

5. ブービエ・デ・フランダース・食べ物の注意点

適切にドッグフードを選ぶためには、消化吸収の良いドッグフードを意識的に選んで低脂肪、高たんぱくのドッグフードが賢明です。

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UCHINOCO編集部

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