愛称は『ミニピン』小さく引き締まったボディーが魅力のミニチュアピンシャーとは?

小柄で引き締まっているボディーを持つミニチュアピンシャーは姿形もとても個性的な犬種です。性格面や気になる病気のことなどをまとめてみました。ミニチュアピンシャーの魅力についてもこの機会に知ってみてください。 2018年07月12日作成

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1. ミニチュアピンシャーの基本情報

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ミニチュアピンシャーは通称「ミニピン」と呼ばれて広く愛されている犬種です。(通称:ミニピン)は、子鹿の様に跳ね回る姿は愛らしく愛好家も多いようです。ドイツが原産で、最初は害獣駆除として産出されましたが今ではペット用に改良されました。カラーは、ブラック・タン、レッド、チョコ・タンの3色に限定されています。体高は30cm程度です。体重はオスが4~6kg、メスが3.5~5.5kg程度です。

2. ミニチュアピンシャーの特徴や性格について

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ミニチュアピンシャーの性格は、小鹿のように愛らしく跳ねていつも好奇心旺盛です。そのうえ飼い主に従順でなかなかの綺麗好きです。可愛らしい顔をしていますが実は活発で勇敢なところを持ち合わせる犬種です。臆病な性格ではないので初めての場所やモノに対しても興味津々の態度を示します。屋内でもあまりじっとしていない性格ですのえ、ある程度のスペースが必要な犬種です。

ブリーダーの世界では「脱走の芸術家(Escape Artists)」と呼ばれるほど、すぐに家から脱走してしまいます。自分が興味を持ったものが家の外にあればそれだけで家を出て行ってしまうほどです。

飼い主さんにはとても厚い忠誠心示しますが他人に対しては不愛想に接することは日常茶飯事です。ただ本来はとびきりの甘えん坊です。

3. ミニチュアピンシャーの歴史

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スカンジナビア半島に生息していた小型のピンシャーをドイツに持ち帰りさらに小型化が進められた結果、現在のミニチュアピンシャーが誕生しました。その歴史は数百年の歴史とも言われています。があるとされています。17世紀の絵画にミニチュアピンーに似ている絵が描かれていることが知られています。その後さらに19世紀にはミニチュア・ピンシャーとわかる犬がくっきりと絵画に描かれている記録があるほどです。 1900年にはドッグショーに出陣しアメリカで絶大な人気を誇りました。。

もともとミニチュア・ピンシャーは短毛のジャーマン・ピンシャーと」ダックスフンド、そこにイタリアン・グレーハウンドを交配させて作られたと言われています。それぞれの犬種の特性が今のミニチュア・ピンシャーに引き継がれているのです。

4. ミニチュアピンシャー・気をつける病気

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進行性網膜萎縮という目の病気に心配があります。これは網膜細胞が障害を受ける病気で遺伝的な病気の一種です。両親のどちらかがこの病気を患っている場合には遺伝する可能性も高まります。できるだけ早期発見が望ましい病気でもあります。

明確な治療法がないタイプの病気ですので早期発見と危険防止に飼い主が務めるほかありません。もしも少しでも疑わしい場合には動物眼科の専門医に診察を仰ぐなどできることはないかを相談してみてください。

骨と関節の病気

レッグペルテスという1歳以下の成長期に起きてしまう原因不明の病気があります。股関節の先にある大腿骨の一部で血管の損傷が起きてしまいます。これがきっかけで大腿骨頭が壊死してしまい歩行が困難になるのです。痛みを訴えた歩く時に足をひきずるので、できるだけ早期発見が望ましい病気です。

手術さえうまく行えれば歩行についても、問題なくリハビリを経て回復します。まずは専門医に相談をして早く治療方針を立ててあげることが大事です。

5. ミニチュアピンシャー・食べ物について

ミニチュアピンシャーは体が小さいので少ない量で効率よく必要な栄養を摂ることが大事です。ミニチュアピンシャーの引き締まった身体を維持するためにも動物性タンパク質が豊富に入っているドッグフードを選びましょう。そして余計な穀類を排除できるフードを与えて健康的に過ごせるように常に配慮をしてあげましょう。

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UCHINOCO編集部

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