まるでタキシードを纏っているよう??『ボストンテリア』について

ボストンテリアはアメリカ生まれの古い歴史のある犬種です。19世紀後半に産出されたことが明確に記録されている由緒正しい犬種なのです。ボストンテリアの魅力をお伝えしながら、犬種の持つ特徴などもまとめてみました。 2018年07月09日作成

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1.ボストンテリアの基本情報

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ボストンテリアの体高は38~43cmで体重5~12kg前後の小型犬です。ボストンテリアが小型犬の種類に属していることを知らなかったという人も多いようえです。ただ体重によて区別はされていますライト(6.8kg以下)、ミドル(6.8〜9.1kg)、ヘビー(9.1〜11.4kg)に分けられますが、外観は同じです。日本の漫画でお馴染みの「のらくろ」のモデルにもなりました。



2.ボストンテリアの特徴や性格について

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ボストンテリアのボディーをよく見るとまるで紳士が身にまとうタキシードを着ているように見えます。だからこそアメリカ紳士という呼び名も高い犬種なのです。なんとも愛嬌のあるその顔だちにほれ込む飼い主が多いのも特徴です。よくフレンチブルドッグと間違えられますが、全く犬種が違います。

ボストンテリアはとても小柄な体格ですがとても、がっちりとした骨太体型をしています。滑らかで光沢のあるスムースコートは手入れをしてあげるとより艶やかに輝きます。ボストンテリアの性格はとえも愛情深く、正義感に溢れています。そのうえ、愛情深い一面も持ち合わせているので、魅力的な犬種です。

争いごとは嫌いで常に穏やかで友好的な態度で他の犬にも接していきます。なかなかか辛抱強いので、ストレスを感じながらも我慢をしてしまうタイプです。そこは飼い主が気を配り気持ちに寄り添ってあげることが時には必要です。室内犬の中では特に無駄吠えのない犬種としては一番と言われています。

3.ボストンテリアの歴史について

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1870年頃イングリッシュ・ボストンテリアとイングリッシュ・ホワイトテリアが交配をして生まれた犬が現在のボストンテリアの基礎犬と言われています。そこから20年が過ぎたころからボストン市内では大変人気を集める犬種として成長を遂げ愛好家たちの手によって繁殖が続けられました。全くの無名犬からアメリカの犬団体AKCに承認されるようにまで出世しました。その後もボストン・テリアの種を安定して発展させるために繁殖する人は細心の注意を払い犬種の向上を続け20世紀以降もアメリカを代表する人気の犬種の仲間入りをしました。

4.ボストンテリア・気を付けるべき病気について

白内障

ボストンテリアには眼の病気が多いことはよく知られています。目の奥にある水晶体が白濁することで、視力障害が起きる病気です。加齢によって引き起こされるものではなく5歳以下の年齢でも発症しやすい病気です。早期発見が何よりも大事なことですので視力が落ちているような仕草に気が付いたらすぐに獣医師の診察を受けて治療を開始しましょう。

軟口蓋過長症

鼻が短い犬種特有の病気です。構造上、上あごの粘膜部分にある軟口蓋という部分が生まれつき長いことから発症します。呼吸をするときにのどの入口に垂れ下がってしまうことで、呼吸を阻害します。そのために呼吸はしづらくなる病気です。外科的な手術で軽減できる場合もあるので、気が付いたらすぐに専門医の診察を仰ぎましょう。

暑さに弱い犬種

極端な暑い日や寒さが厳しいときには気温差がきっかけになり呼吸に障害が出る場合があります。温度管理にはくれぐれも注意をしてあげることが重要です。

5.ボストンテリア・食べ物の注意点

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筋肉質な体つきをしているボストンテリアには消化吸収の良いドッグフードが最適です。良質な動物性たんぱく質を多く含んだドッグフードで低炭水化物のものが一番バランスが良いとされています。穀物や合成添加物を使用していないドッグフードで皮膚の環境を整えるオメガ3脂肪酸が配合されているものはより、ボストンテリアの皮膚の状態を向上させます。

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UCHINOCO編集部

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