犬のトリミングの必要性とは?必要な犬種や頻度もご紹介

犬を飼っていると定期的に行なうトリミングですが、トリミングの意味や必要性をご存知でしょうか。最近は犬が愛玩犬として飼われるようになり、おしゃれのためにトリミングしている方も多いと思いますが、それ以外にもトリミングには大切な意味があります。今回は犬のトリミングの必要性と必要な犬種や頻度をご紹介します。 2018年05月17日作成

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そもそもトリミングって?

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トリミングには「毛をカットして犬の被毛をキレイに整える」という意味があります。バリカンやはさみを使い、毛をカットしたり刈ったりする作業を言います。またそのトリミングをする人をトリマーと呼びます。

似た言葉にグルーミングがありますが、グルーミングとは「犬の手入れ全般」を意味します。
ブラッシングから爪切り、シャンプーなど幅広いお手入れのことを総して言いますので、グルーミングの中のトリーミングということになります。

犬のトリミングの必要性とは?

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トリミングは人間で言えば美容室で髪を切ることと同じです。犬種にもよりますが犬の毛も放置しておくと伸び続けますので、定期的にカットしたりお手入れをすることが必要なのです。

次にトリミングの必要性をまとめてみました。

体を清潔に保つため

犬は全身を毛で覆われており、定期的なお手入れをしないと雑菌が繁殖し臭いのもとにもなります。肛門や尿道の周辺は雑菌が繁殖しやすく感染症の原因にもなります。また、目の周りの毛は伸びると目に入り、涙や目やにの原因になります。

トリミングをすることで体を清潔に保つことができ、そのような感染症を防ぐことができます。またノミ・ダニの早期発見や予防にもなります。

怪我の早期発見や予防のため

犬が皮膚に怪我をしていると、そこから感染症を起こしたり膿んでしまったりします。トリミングをすることで毛をしっかりとかき分けて皮膚もチェックしますので、皮膚の見えない場所の怪我を早期発見することができます。

また足裏や目元の伸びすぎた毛は、犬の怪我の原因にもなります。トリミングをすることで、怪我の予防ができます。

またブラッシングを行うことで、血行が良くなり、代謝を高める効果もあります。犬の健康管理のためにもトリミングは欠かせません。

美容やオシャレのため

犬が愛玩犬として飼われるようになり、犬にも美容やおしゃれをさせることが増えました。毛をきれいにカットしてあげることで、その犬の可愛さをより発揮させてあげることができます。毛の多い犬なら、飼い主によってお気に入りのスタイルにもできます。

犬もきれいにされることは嬉しいでしょう。きれいにするとたくさん触ってもらえるので、美容やおしゃれのためにもトリミングは必要です。

信頼関係を築くため

犬は大好きな飼い主に体を触られるととても安心します。トリミングで体を触られることは、犬の気持ちが良くなり嬉しいと感じることでしょう。血行が良くなりリラックス効果も期待できます。

なるべく小さいうちからトリミングをしてあげることによって、飼い主との信頼関係も築かれます。犬も触られることに慣れるので、他者とのスキンシップも上手になるでしょう。

特にトリミングが必要な犬種は?

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犬の毛にはシングルコートとダブルコートと呼ばれる毛の生え方があります。

シングルコートの場合は毛が抜けにくく伸び続けますので基本的にトリミングが必要です。シングルコートの代表的な犬種は、プードル、シーズー、ヨークシャーテリア、マルチーズです。

それに比べ二重構造の被毛のことをダブルコートと言います。ダブルコートの代表的な犬種は、チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザー、コーギー、柴犬、ゴールデン・レトリーバーなどです。

このダブルコートの犬種は基本的には日々のブラッシングなどでのお手入れで問題ないですが、お尻まわりや足の毛などの部分カットから、必要に応じて全身カットをすることも可能です。

またダブルコートの犬種は春と秋の年に2回、生え変わりの時期があります。その時期は毛がよく抜けますので、こまめにブラッシングをして毛の生え変わりを手助けしてあげましょう。

トリミングを行う頻度は?

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健康的な犬の場合は、基本的には月1回が理想です。しかし犬種や毛の長さ、季節や犬の体調などによって異なります。

トリミングは犬にとっても体力を使いますので、何か病気があるときはやめておくか、トリマーに相談しましょう。

また幼犬や老犬の場合、体に負担がかかってしまうため、トリマーと相談しながら行ないましょう。

定期的なトリミングをしよう

犬のトリミングの必要性と、特に必要な犬種や頻度をご紹介しました。犬のトリミングをするということには、大切な理由があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

トリミングの内容は犬によって変わってきますので、それぞれに合わせて行なえるとよいでしょう。また何か分からないことがある場合には、かかりつけの動物病院やトリミングサロンで聞いてみましょう。

大切な愛犬のことを考え、定期的にトリミングするのをおすすめします。

著者情報

UCHINOCO編集部

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