サモエドとは？おすすめのフードもご紹介

サモエドは大型犬に分類されます。体の大きさは50〜60cm、体重は15〜30kgです。

性格的にとても温厚ですので番犬には向いていないとも言われています。社交的で人間やほかの犬とも自然に交流ができる犬種です。まるで、微笑んでいるような表情はサモエド・スマイルと呼ばれています。

サモエドは飼い犬としてとても扱いやすく、穏やかで優しい犬と言われています。

器の大きなタイプで、例えば他の犬におもちゃを奪われても、そこでかんしゃくを起こすようなことはありません。比較的おっとりとしている性格です。

また、甘えん坊で寂しがり屋な一面もあります。人間が大好きなので、留守番が苦手で寂しさからストレスを溜めてしまいがちです。ついつい無駄吠えをすることもあるので、ストレス発散ができるように一緒に過ごす時間も持って、飼い主家族とのコミュニケーションを小まめに取ることが大切です。

サモエドは、ロシア・シベリア北部に存在していたサモエド族と生活を共にしていました。人間の生活に寄り添いそり犬や猟犬として重宝されてきました。時代が流れて1870年～1912年に行われた北極・南極大陸遠征のときに使役犬として活躍をしたことから、有名になりました。体が大きいのに食事量が少なくても済むという体質をしていますので、極地においても大活躍を見せました。

そこから冒険家スコットという人物が遠征を終えたサモエドをイギリスに連れ帰り、繁殖家によって本格的な改良が加えられて被毛の色は白が主流になりました。その後、1906年にはアメリカにわたりヨーロッパに広がりを見せました。容姿がスピッツ型の体型ですので「シベリアン・スピッツ」という異名もあるほどです。

基本的に遺伝的疾患は見られない犬種です。
中大型犬に発症がみられる股関節形成不全は、サモエドにも多い病気です。すべては不適切な食事量による肥満が原因になります。

また夏の暑さには弱いので熱中症にも要注意です。

またサモエドは関節の病気にも用心が必要な犬種です。何らかの事情でその軟骨がすり減ると不用意に、骨同士が直接当たってしまい関節炎症を起こします。関節炎の原因は体重過多による肥満や運動不足と、激しい運動を繰り返すことで起きてしまいます。最も発症しやすい股関節形成不全の症状が悪化してすることにも注意をしましょう。

関節の病気が多いことを考えてコンドロイチンなどを多く含んでいるドッグフードを選ぶことが賢明です。同時に関節への負担を軽くするために肥満防止のドッグフードを考えておくと良いでしょう。

ここでは、おすすめのドッグフードをご紹介します。

大型犬の関節の健康維持のために、コンドロイチン・グルコサミンを豊富に含むラムを第一主原料に使用したドッグフードです。
また、ひまわり油やラム肉などの自然素材からとれるリノール酸や亜鉛を配合し、皮膚・被毛の健康維持をサポートしてくれます。

こちらのドッグフードは、体重管理がしたい愛犬に配慮し、脂質とカロリーを抑えつつチキンをたっぷり使用したフードです。皮膚・被毛の健康維持に配慮した栄養素を豊富に含む高品質な自然素材を厳選しているのが特徴です。

粒のサイズは、直径19ミリ程度で薄型の円状の大粒タイプ。また、豊富なオメガ-3脂肪酸、オメガ-6脂肪酸やDHA/EPAも配合されており、健康な皮膚と美しい毛艶をサポートしてくれます。
犬のアレルギーの原因となりやすいとされる小麦、小麦グルテン、牛肉、豚肉、乳製品、大豆不使用です。

大型犬の食欲を満足させるため、噛む力を考慮した食べやすいキブル（粒）の形状を採用しています。
また、糞便の状態を改善するために、ＥＰＡ･ＤＨＡ、不溶性ミネラル、ビートパルプを配合しています。
おなかにやさしく、体重管理にもおすすめのドッグフードです。