ゴールデンレトリバーとは?

ゴールデンレトリバーは犬の種類の中でも有名な犬種です。美しく長い金色の毛に優しい性格が大人気です。とにかく人が大好きで友好的な性格は誰からも愛されます。今回はゴールデンレトリバーの知識についてまとめてみました。 2018年04月30日作成

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1. ゴールデンレトリバー・基本情報

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ゴールデンレトリバーは体高より体長がやや長いのが特徴です。全身のバランスの取れた体つきが自慢の犬種です。オスは体高58~61cm、体重29~34kg、メスは体高54~57cm、体重24~29kgという体格差があります。瞳の形は優しいアーモンド型です。


2. ゴールデンレトリバーの特徴・性格・飼い方

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ゴールデンレトリバーはおおらかで優しい性格が魅力的な犬です。飼い主に従順でとにかく誰に対しても友好的で社交的なところが愛らしい犬です。博愛主義で誰とでもすぐに仲良くなれるすばらしい性格を持っています。家族と一緒に行動することに生きがいを感じるタイプの犬種で、大きな体をしているのに留守番が苦手で一人で過ごすのは嫌いなタイプです。

ゴールデンレトリバーには人や犬が大好きな子が多く、攻撃性はあまり見られません。飼い主以外の人にも友好的なので、時には飼い主そっちのけで他の人に愛想を振りまいている時もあるくらいです。

ゴールデンレトリバーは同居犬ともすぐになじめて共存しやすいタイプですので、既に同居犬がいる場合でも安心して迎え入れられます。攻撃性がないので小型犬や猫・小動物と一緒に暮らすことも十分に可能な犬種です。

なかなか忍耐強く思慮深く、家族に対しても優しい気配りができる性格も素晴らしい部分です。とにかく普段から明るい性格をしているのも魅力の一つです。この性格を開花させるためには子犬の頃から社会化が重要です。

3. ゴールデンレトリバーの歴史について

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19世紀以前の起源を知ることは出来ないのですが、19世紀末頃に、現在のゴールデンレトリバーにほぼ近い形の犬が産出されたのは、確かなことのようです。19世紀半ばのイギリスで鳥狩猟のお伴として同行していたのがゴールデンレトリバー前身の犬種でした。この犬はとにかく我慢強くて獲物を飼い主の元に届けるためには、冷たい水にも飛びこむことも厭わないような強靭な心の持ち主でした。このような犬を繁殖させようと、当時のブリーダーは素質のある犬種同士を繁殖させました。

時を経てイギリスの伯爵があるとき、ウェービー・コーデッド・レトリーバーとツイード・ウォーター・スパニエルを交配させて4頭の子犬を誕生させました。このとき生まれた子犬の中にゴールデン・レトリーバーの始祖に当たる犬が含まれていたのです。これが正確に言えばゴールデンレトリバーの始まりなのです。

この後、1920年にイギリスのケネルクラブによって「ゴールデン・レトリーバー」という名前が登録されて今に至ります。ゴールデン・レトリーバーという名前の語源は美しい被毛の色の「ゴールデン」と獲物を回収するという意味の「レトリバー」を混ぜて作られました。

ゴールデン・レトリーバーはそもそも、狩猟能力や運動能力が非常に高く、ショードッグとしての素質も評価されました。そして、服従競技にも適しているのでますます人気が高まり今に至ります。

4. ゴールデンレトリバー・気をつける病気

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かつては悪性リンパ腫や肥満細胞腫などの癌の好発犬種としてゴールデンレトリバーは、寿命を全うできない犬種として警戒されていた時期もありましたが、近年はその傾向が減りつつあります。

大型犬としては大食いをする類の犬種ですので、当然食欲が強いと言えます。急いで大量のフードを食べてしまい、急性の胃捻転や腸ねん転を起こす心配があるのです。くれぐれも食事の与え方には注意して、食べた後はすぐに遊ばず落ち着かせるなど、生活の中でも習慣が大切になってきます。

また誤飲をする犬種としても心配があります。何かストレスを感じるとおもちゃや部屋の中に放置された衣類などを丸呑みしてしまう恐れもありますので注意をしてください。

ゴールデンレトリバーは垂れ耳なので外耳炎が起きやすい犬種です。耳の掃除は定期的に行う必要もあります。皮膚炎についても常に気を付けて清潔な皮膚を保てるように飼い主が努力をしてください。

5. ゴールデンレトリバー・食べ物の注意点

大食漢ということで、一気食いにはくれぐれも注意が必要な犬種です。食生活は栄養バランスがきちんと図れるドッグフードが必要です。ここでは「完全栄養食」と表示されたものを選ぶなど、食材にも配慮がなされているプレミアムドッグフードなどを選ぶことで、食の安全は守られます。

著者情報

UCHINOCO編集部

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