バセットハウンドについて

愛好家はバセットハウンドの繁殖を海外でも行っています。日本国内では飼育している人は少ないのが現状です。穏やかな性格も魅力の一つです。 2018年06月12日作成

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1.バセットハウンドの基本情報

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バセットハウンドの体高は33~38cm以下で、体重は18~27kg前後です。被毛のタイプはシングルコートで、色はブラック&ホワイト&タンのトライカラー、レモン&ホワイトのバイカラーなどバラエティ豊かです。

2.バセットハウンドの特徴や性格について

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性格は誰に対しても友好的で優しく愛情深いところが特徴でもあります。本来は優れた狩猟犬でもあるバセットハウンドですが、見た目以上に穏やかで優しい性格をしています。他の犬種に比べても穏やかな性格をしているので、小さなお子さんやお年寄りのいる家庭にもおすすめです。

そして、飼い主にはとにかく忠実で愛情深く接します。迎え入れるときにペットとしてではなく、あくまでも家族の一員として認めてあげることで、バセットハウンドは家族に対して献身的に尽くしてくれます。

飼い主さんに従順なタイプが多いので、お世話もとても楽です。また、忍耐強く献身的な性格がバセットハウンド最大の特徴です。

元は狩猟犬として活躍していたため、集中力が高く忍耐強い一面もあります。例えば小さな子供が自分のペースを乱すような態度を示しても、そこは忍耐強く愛情を持って接することができるのです。

3.バセットハウンドの歴史について

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バセットハウンドの歴史は1500年代後半にまで遡ります。当時のフランス修道僧がブラッドハウンドを作り出したと言われています。その後も、フランスやベルギーなどヨーロッパの国々で富裕層や貴族に愛されますます繁栄してきました。
 
1874年にイギリス国内で、エヴェレット・ミレイ卿がフランスからバセットハウンド風の犬を輸入し、そこから計画繁殖を開始しました。その翌年には、ドッグショーデビューを飾りました。

そして1880年代には、ブラッドハウンドとの交配を経てますます体のサイズが大きくなりました。その後もショードッグとして活躍し、やがてアメリカ初代合衆国大統領ジョージ・ワシントンの飼い犬としても有名になりました。また、1885年にはAKC団体の公認を受けるようになりました。

4.バセットハウンドの気を付ける病気

バセットハウンドは屋外で活発に動き回るタイプの犬ですが、普段はいたっておとなしく過ごすタイプですので、室内で飼育するようにしてください。その理由としては、胴がやや長く短足ですので「椎間板ヘルニア」を発症しやすいからです。そのため、フローリングなどで滑らないように配慮してあげてください。

そして、垂れ耳で外耳炎も発症しやすいのも特徴です。定期的に耳のケアもしてあげる必要があります。垂れ耳の犬種はどうしても耳の病気を頻繁に発病しやすいので、耳の中を覗いてあげることも大事です。

5.バセットハウンドの食べ物について

関節の病気を予防するためには、コンドロイチンが配合されているようなドッグフードを選ぶようにしてください。

また、一番起こりやすい椎間板ヘルニアを予防するには、まずは肥満を避けることが必要です。消化吸収の良いドッグフードで体重管理をすることが必要です。何も考えずに欲しがるだけフードを与えてしまうと、すぐに肥満になってしまいます。そのため、ドッグフード選びには慎重になる必要があります。

日常の生活の動き方に準じたドッグフードの量を守りましょう。おやつに関しても適量を守ることが体重管理には必要不可欠です。人間の食べるものを欲しがっても絶対に与えないようにしてください。

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UCHINOCO編集部

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