犬の首輪の必要性は?役割や種類をご紹介

犬を飼うに当たって必ず必要な首輪。犬の首輪はただつけるだけではなく、つけるのには意味があります。犬の性格や犬種によって使い分けることも大切です。
今回はそんな犬の首輪について役割や種類をご紹介します。初めて犬を飼う方や、首輪選びにお困りの方はぜひ参考にしてみて下さい。 2018年04月12日作成

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犬の首輪は必要なの?

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首輪は犬を飼う上では必要最低限の準備品ですが、中には首輪は一見窮屈そうで、必要ないと思ったり可哀想と思う方もいると思います。

確かに犬にとっては、首輪がない方が楽で過ごしやすいかもしれません。特に外飼いよりも室内飼いとして犬が飼われるようになったため、そのように考える方も少なくないと思います。

しかし大切な愛犬を守るためにも、首輪は必ず必要でしょう。愛犬の脱走防止や迷子の際の目印のため、また愛犬のしつけのトレーニングにも首輪は欠かせません。また犬の首輪は、災害時や緊急事態のときもあったほうが良いと言えます。

そのためお散歩時だけでなく、室内でも首輪をさせるのがいいでしょう。

首輪の大切な3つの役割をご紹介

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次に首輪の大切な役割を3つご紹介します。首輪の役割をしっかりと理解し、外飼いはもちろん、室内飼いの犬でも常に首輪をつけることをおすすめします。また首輪の本来の役割を知ることで、首輪選びの際の参考にもなると思います。

犬が脱走してしまったとき

玄関やベランダの窓を開けた隙に、犬が脱走してしまうことがあります。散歩中にも起こることですが、首輪を付けていないとどこの犬なのか、野良犬なのかと分からなくなってしまいます。

このような時に首輪をしていたら、飼われていた犬だとすぐに分かりますし、迷子札をつけていたら身元もすぐに分かり尚良いでしょう。

言葉を発することが出来ない愛犬の安全は、飼い主が守らなくてはいけません。いくら良い子でも、犬は何かの拍子に飛び出してしまうこともあります。散歩中でも室内でも、普段から首輪と迷子札を付けておくことをおすすめします。

急な災害が起きたとき

災害時は人も犬もパニックになることが考えられます。犬が逃げ出してしまうこともありますし、恐怖で動けなくなる犬もいます。避難が必要になった時は首輪は必須ですが、パニック状態の犬をなだめて首輪を付けるのは非常に大変なものです。また飼い主も犬の世話ばかりしていられません。

そんな時首輪が元からついていれば、リードを付けるだけで済みますし、万が一逸れてしまっても返ってくる可能性が高いでしょう。急な災害が起こったときのためにも、首輪を付けておくことはおすすめです。普段から首輪を付けておく習慣が、万が一の時、飼い主や犬の命を救うことにつながります。

とっさのハプニングのとき

犬はとっさに想定外の行動をすることがあります。急に来客などに攻撃しようとしたり、何か悪いものを食べようとしたりすることもあります。

そんな時も首輪をしていると、首輪を掴んで止めることができます。首輪をつけていなければ、どこを掴めばいいかわからないため急に止めるのは困難です。尻尾や毛などを掴んでしまうと、突然の痛みからさらにパニック状態に陥ってしまうこともあります。

首輪を付けしっかりと犬の問題行動をやめさせることで、しつけにも繋がります。

犬の首輪は種類がたくさん!適切な首輪を選ぼう

犬種、体格、性格、用途などに合わせ適切な首輪を選びましょう。また年齢を重ねるにつれ首回りの太さも変わってきます。見た目だけで選んでしまい、合わない首輪をつけることは、犬が圧迫感を感じストレスになり兼ねません。またしつけが上手くいかなくなる場合もあります。

犬の首輪は主に「ベルト」「ハーネス」「チェーンチョーク」「ハーフチョーク」「スパイクチェーン」「ジェントルリーダー」があります。それぞれの首輪の特徴を把握し、愛犬の犬種や用途に合ったものを選ぶのが良いでしょう。

最も一般的なものはベルトタイプです。どの犬種にも使いやすいですが、耐久性があり特に力の強い中型犬以上の犬に向いています。サイズ調整が簡単なのもポイントです。

小型犬や子犬におすすめなのがハーネスタイプです。犬への負荷が少なく、引っ張り癖のない子や力の弱い犬に向いています。デザイン性もありお洋服感覚で楽しめます。こちらは常につけるものではないので、室内ではベルトタイプと使い分けましょう。

金属製の鎖の首輪がチェーンチョークです。引っ張ることで犬の首に負荷がかかるので、引っ張り癖のある犬や力の強い中型犬以上の犬におすすめです。使用する場合はトレーナーの指導を受けてからの方が良いでしょう。

チェーンチョークの半分が布や革製のものがハーフチョークです。首に触れる部分が柔らかいのでチェーンチョークに比べ犬への負荷が減ります。

スパイクチェーンやジェントルリーダーは主にしつけ用です。スパイクチェーンは首輪の内側に突起が付いていますので酷い引っ張り癖がある犬に向いています。あくまでしつけ用ですので、基本的に普段や素人は使いません。また使用する場合はトレーナーの指導を受けてからにしましょう。

おすすめの首輪 4選

ジェントルIDカラー

本皮製のベルトタイプの首輪です。
ワンタッチで取り付けられるバックルのため、脱着も簡単に行えます。
錆に強い真鍮プレートには名前と連絡先を記載できるので、万が一はぐれてしまった場合でも飼い主の元に戻る確率が格段に上がります。


ジェントルIDカラー

ユリウス-K9

ヨーロッパを中心に人気のハンガリー産ドッググッズブランドが展開するハーネスタイプの首輪です。
ハーネスは犬の首を締め付けず、首や器官などに負担をかけないため、人気が高まっています。
ランニングコストの高い素材の使用、夜間でも発光する文字、安全性に優れ脱着も簡単なバックルの採用など、高性能な機能が盛りだくさんの高機能ハーネスとなっています。


ユリウス-K9

しつけ用 チェーンチョーク

主にしつけに用いるタイプのチョークチェーンです。
引っ張り癖のある犬のしつけや、力の強い大型犬のための、シンプルながら丈夫で安心の首輪です。


しつけ用 チェーンチョーク

Hurtta クッション付きハーフチョーク

フィンランドが拠点のドッグブランドのハーフチョークです。
ダイビングスーツに使われる伸縮性の高い素材を使用しているので、強く引っ張って締まっても犬の首にかかる負担が軽減されるようになっています。
速乾性もあるので蒸れなどの心配も少なく、雨の日でも気にせず使用できるでしょう。


Hurtta クッション付きハーフチョーク

首輪は常につけよう

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このように首輪は種類がたくさんあり、特徴も用途も様々です。
何種類か用意して、場面に合わせて使い分けるのも良いでしょう。

また迷子や災害時のトラブルを防ぐため、迷子札をつけたり住所や名前などを書きましょう。万が一のときに備え、犬のためにも飼い主のためにも、常に首輪をつけることをおすすめします。

参考サイト

TIARA PETS (参照日:2020-12-11)
https://item.rakuten.co.jp/tiarapets/13118-m/

つむぐデザイン (参照日:2020-12-11)
https://item.rakuten.co.jp/tsumugu-d/harness_01/

PET KING (参照日:2020-12-11)
https://item.rakuten.co.jp/petking/05-0020/

Karu dog (参照日:2020-12-11)
https://item.rakuten.co.jp/karudog/10000160/

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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