猫の年齢の正しい見分け方はどんなところにある?

保護されている猫や拾ってしまった猫は、年齢がわかりません。年齢に合わせた飼育ができるように猫の年齢の正しい見分け方と正確に見分けるポイントをご紹介します。 2018年04月11日作成

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猫は年齢に合わせた飼育をする事が、健康で長生きしてもらえるポイントになります。こちらでは猫の年齢の正しい見分け方と正確に見分けるポイントをご紹介します。

TOPIC 01

まだまだ子猫の年齢の見分け方

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猫は成長速度が人間よりもかなり早くなっておりますので、しっかりと年齢にあったキャットフードや接し方をしてあげる必要があります。特に子猫の場合には、早く成猫になる為に必要な栄養素が沢山ありますので、しっかりと見分け、年齢に合わせたご飯を与える必要があります。

生まれて四週目未満の子猫は、被毛が薄くてボサボサしている。目が開いていない。一日中眠ってばかりいる。耳が聞こえない。おトイレが自分で出来ないといった特徴があります。

これが一ヶ月から二ヶ月になると目も開いてきますし、こちらの呼びかけにも答えられるようになります。歩き方はまだおぼつかないのですが徐々に歩けるようになり、おトイレが出来ようになります。

三ヶ月から五ヶ月になると普通の猫のように走り回るようになります。耳もしっかりと立つようになり乳歯が生えそろいます。六カ月から八ヶ月になると赤ちゃん猫から徐々に体つきが成猫っぽくなっていきます。被毛も生えそろいツヤが出てきますし、乳歯が抜け永久歯に生え変わります。

九ヶ月から十二ヶ月は子猫の最後の期間です。メス猫は発情期になったり、大きさも成猫とほぼかわりません。個体によってはほぼ成猫のような固体も出てきます。

TOPIC 02

成猫期の見分け方

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成猫とカテゴライズされる一歳から二歳の事には、白い歯が徐々に黄ばんできます。骨格もしっかりとしてきますし去勢をしていないオスが発情期になります。一部のオス猫は発情期に凶暴化します。

三歳から五歳の猫は、毛ヅヤがとても綺麗です。猫じゃらしなどで興奮する事が少なくなったり歯に歯石が付くようになります。六歳はギリギリ成猫でシニア猫の一歩手前になります。口の周りには徐々に白い毛が増えて来たり、激しく走り回る事も少なくなります。また運動量が落ちますので肥満になりやすいといった注意点があります。

TOPIC 03

シニア猫の見分け方

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七歳以上はシニア猫にカテゴライズされます。歯の先が丸く摩耗し始めるのがこの年代からになります。ここから年齢を重ねるにつれて歯茎が黒ずみはじめたり、毛づくろいが上手に出来ないので被毛がボサボサになってきます。十歳を超えると足腰が弱まる猫も増えてきますし、歯が抜けてしまう猫もいます。歯が大きくすり減ってしまう猫が増えるのもこの年代からになります。

TOPIC 04

歯の形や色などに注目

猫の年を推測するには歯をしっかりと診るのがおすすめです。乳歯がある猫は五ヶ月未満の子猫になりますし、真っ白な歯が黄ばみ始めるような傾向が見られる場合には、一歳から二歳程度と推測する事ができます。

歯の先が少しだけ摩耗している猫は五歳未満の可能性が高くなりますし、歯がすり減り歯茎に色素沈着が見られるようになると八歳以上の猫と推測できますし、歯がすり減る量が多い場合には、十歳以上に推測する事ができます。大よそでしかわかりませんが、見分ける事が出来るようになるのです。

 猫の年齢を見分ける大きなメリットとしては、やはり年齢に合った付き合いができるという事になります。特に子猫の場合には、半月違うだけで体の大きさも動きも異なりますので付き合い方も変わってきます。

特に子猫と成猫では必要となる栄養がことなりますので、成猫用のキャットフードを与えてしまうと量が食べられませんので栄養が足りなくて体を大きく成長させる事ができません。
また、シニア猫の場合には、運動量や食欲が落ちてきてしまいますので、同じキャットフードですと肥満になってしまいます。肥満体型の猫は関節を痛めやすく病気にもなりやすくなってしまいますので注意が必要になります。

著者情報

UCHINOCO編集部

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