猫の口が臭い!?そんな時に飼い主ができる口臭対策

猫の口臭が気になる方へ、その原因や対策法をお伝えしていきます。病気の可能性も考えられるので、飼い主の方はしっかり把握しておきましょう。
2019年03月11日作成

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猫の口が何か臭うけど、一体何なのかとお悩みですか?猫の口臭でいちばんに考えられるのは歯周病などですが、それ以外にもさまざまな原因があります。今回は猫の口臭について、原因と対策法をお伝えしていきます。

1.猫の口が臭い原因とは?

猫の口が臭い原因にもさまざまあります。その中でいちばん考えられるのが口内に炎症がある可能性がある時です。猫は歯垢がたまりやすく、一週間もしないうちに歯が歯石化していくスピードも早いため、歯周病になる確率も、全体の猫の8割とかなり多いです。
この歯周病が原因で口が臭い猫は多くいます。
他に考えられることはエサの臭いがキツイ場合も口臭の原因となります。最悪の場合は内蔵の病気なども可能性としてはありますので、まずは原因を探しすことから初めて対策を取っていきましょう。

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2.口臭対策としてエサや歯磨きが重要

口がエサ臭い場合の時は、多くの原因はエサの匂いがキツイ場合にあります。そのため、まずは匂いが強くないエサに変えるなどして対策を取りましょう。
また口から腐敗臭などがしたり強烈な臭いの口臭の場合は歯周病が原因であることが多いです。歯周病であるなら病院へ連れていき診てもらいましょう。歯周病にならないための基本的な予防方法としては、歯磨きをすることです。最低でも1週間に1回は磨くようにして対策を取りましょう。

3.歯磨き嫌いな猫にはデンタルケア用品を使う

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歯磨きをどうしても嫌だという猫に対しては、デンタルケア用品を使って上手に対策していきましょう。デンタルケア用のおやつやおもちゃなども販売されているので、試してみるのも良いでしょう。歯周病の口臭対策としてはいちばんお手軽な対策法になります。

4.それでも治らない場合に考えられる事

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4-1.糖尿病

糖尿病にも口臭がする場合があります。臭いは甘酸っぱい臭いがすることが特徴です。この場合、エサを食べる量や水を飲む量が多くなったり、排尿の回数が増えたなどの症状が表れます。早食いや食べすぎが原因なので、猫が食べづらい食器にするなど対策しておく必要があります。また、シニアの場合は代謝が低下するので、若い猫と同じエサを与えると発症原因にもなります。シニア用のフードに切り替えることをおすすめします。

4-2.腎不全

中高齢の猫が発症しやすい病気ですので、中高齢で強い口臭がする場合は注意が必要です。
原因は遺伝やほかの病気によって発症することが主な原因となります。食欲不振、排尿の回数が増えたなどの場合は病気を疑いましょう。

4-3.巨大結腸症

口から便の臭いがする場合は、巨大結腸症の可能性があります。猫が長い間便秘をしていたり、食欲不振、嘔吐など見られる時は要注意。原因としては先天性であったり、事故や病気によってさまざまな障害が起こり骨盤が歪むことによって便が正常に排出されない時に発症します。

4-4.その他の原因

その他の原因としてさ、口内炎であることもあります。口内炎には、猫エイズウイルスなどの感染症や糖尿病などが原因となるものと、原因不明なものがあります。この時の症状としては痛みから食欲不振になったりよだれが多くなりきつい口臭がします。歯周病以外が原因であるなら原因の元となる病気の治療を行っていきます。

猫の口臭によってもさまざまな原因があるので、どういった口の臭いがするのかによって判断し、対策を取っていくと良いでしょう。今回お伝えしたことを是非参考に、猫の口臭対策をしていき猫にも飼い主さんにも心地好い環境作りをしていき、良いキャットライフを送っていきましょう。

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UCHINOCO編集部

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