トイプードルは好奇心旺盛？！性格と特徴について

トイプードルの大きさは体高は28cm程度で体重は2.5キロ～4.5キロが標準サイズです。日本国内で正式に認められているトイプードルは同じ年齢でも骨格や肉付きは若干の差があります。運動能力に長けていて知能指数の高さにおいては有名です。

トイプードルの基本としては同じ一色で体が覆われていることが理想的とされています。確かにトイプードルで二色以上のカラーを持ち合わせているタイプの子は見かけません。それ以外では一番有名なアプリコット、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、クリーム、シルバー、ベージュ、レッドがあります。

トイプードルは加齢や栄養不足、などによって毛色が変わる場合があります。特に色素の薄いカラーのタイプには退色が起きやすいとされています。アプリコットのようい濃いカラーの退色は目立たないものです。普段からライフステージに合わせたドッグフードを与えることを意識すると、著しい退色は防げますが遺伝的要素が原因している場合には、フードを調整しても変化は見られません。ある程度は避けられない問題ですので、気になるようであれば最初から濃いカラーの子をお迎えするなど、先を見据えた選択をしてください。

トイプードルの性格は社交的で愛嬌たっぷりであることは皆さんが良くご存知のことです。それに加えてお利口で飼い主の指示をよく聞けるタイプの子も多いのです。ただ毛の色によって微妙に性格が違うということは昔から言われていることですので参考までに。

アプリコット系：陽気で明るい　体格：手足が長くスリム体型
シルバー系：独立心が旺盛で多頭には向かない気質　体格:マズルが長め
ブラック系：落ち着いている　　体格：硬めの毛量は多め
ホワイト系：甘えん坊で優しい　体格：毛量は少なめ
　

トイプードルの発祥はロシアと言われてます。そこからフランスで繁殖され当初のプードルは水狩犬としてカモを狩猟することに従事していました。そこから徐々に改良が重ねられドイツに入ったころからは今の形にほど近くなってきています。トイプードルというサイズで愛玩されはじめたのは15世紀以降です。

副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気としてクッシング症候群が挙げられます。急激にお腹が腫れてくるときや食欲が増すなど、普段とは違った様子を見せるようになったときには早期に獣医師に相談をしてください。それ以外の病気としては、犬種特有ではありませんが、膝蓋骨脱臼や股関節の骨が変形するレッグペルテスなどがあります。運動機能面で違和感を感じる場合が多いので歩き方がおかしいという場合には、まずはあまり時間を置かずに相談をしておいてください。

愛玩犬ですので人間の食事の場面に一緒にいる場合も多いことがあります。ついつい人間の食べものを欲しがりますが、ここは心を鬼にして与えないようにしてください。決められたカロリー内で嗜好性が高く安全性が確認されているドッグフードを与えることをおすすめします。食欲は比較的旺盛な方ですので、ついつい食べ過ぎて肥満になることも危惧されますので、適切な量を守り快活な生活に役立ててください。

全犬種の中で2番目に頭の良い犬種と言われているので、物覚えも早く家庭犬に向いている性格をしています。匂いも抜け毛もほとんどないので、飼いやすく良きパートナー成長するように飼い主は、日々のお手入れを通して愛情を伝えてあげてください。