毎日のドッグフードが原因かも!犬の食物アレルギーって?

ドッグフードを適当に選んではいないでしょうか?愛犬にアレルギーがある場合、ドッグフードの中の成分もリスクとなる場合があるため、注意が必要です。 2018年03月15日作成

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犬を飼うにあたり、ドッグフードは欠かせません。しかし、ドッグフードが原因でアレルギーが引き起こされる可能性もあるのです。今回は犬のアレルギーについて紹介します。

1.犬の食物性アレルギーとは

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人間と同じように、犬にも「食物性アレルギー」が存在します。アレルギーのメカニズムは、人間と同じですが、アレルギー体質の犬の場合は皮膚のバリア機能が低下しやすくなるという症例が多くあります。そのため、アレルギーの症状が「皮膚病」として出やすいことを覚えておきましょう。

ちなみに、約40%の犬が食物アレルギーを持っている、もしくは可能性があると言われています。40%というのは、決して楽観視できる数字ではないでしょう。

身体をかゆがったり、フケが出る、下痢、嘔吐、足の裏や指などを執拗に舐めたり噛んだりしている場合は、注意が必要です。

2.なぜドッグフードで発症?

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ドッグフードを食べることでアレルギーを発症する原因としては、「毎日同じドッグフードを食べること」が考えられています。もちろん、すべての犬がドッグフードでアレルギーを発症するわけではありません。また、遺伝や環境的な要因もあり、すべてのメカニズムが解明されていないため、はっきりしたことは言えません。

食物性アレルギーの原因としては牛肉や鶏肉、大豆製品などがあり、どの食物がアレルゲンになっているかを判断するのは難しいです。また、手作り食ではアレルギーが出なかったが、ドッグフードでは発症することもあります。

こうしたケースでは添加物が関係していることもあるため、ドッグフードを選ぶときには原料だけでなく添加物もチェックするようにしましょう。

3.症状を改善するには

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愛犬のアレルギー発症を防ぐために、一番良いのは「病院にかかる」ことでしょう。動物の身体のプロにきちんと診てもらうのが一番です。ただ、病院にかかると費用面で心配な飼い主もいるでしょう。

費用面の心配がいらない方法として「自分で見分ける」というものもあります。これは単一のメニューを長期間(12週間程度)与え続けて、愛犬の様子を見る方法です。長期間食べさせることで、アレルギー症状の改善、もしくは悪化を見分けることができます。自分で見分ける場合は、愛犬の様子を頻繁に見ることが大切です。アレルギー症状を見逃すことがないように注意してください。

4.低アレルギーのドッグフード

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ドッグフードの中には、低アレルギーのものもあります。愛犬のアレルギーが心配な人は、そういった低アレルギーに特化しているドッグフードを与えるようにしましょう。

・ フォルツァ ディエチ ミニメンテナンス 鹿肉&ポテト 2kg
これはアレルギーになりにくい「鹿肉」を使用したドッグフードです。消化に良いポテトとスイートコーンも使っているため、消化不良にもなりにくく、胃腸が弱い犬にもおすすめです。このドッグフードの原産国はイタリアで、同国の獣医師が22年の月日をかけた臨床事例を基にペットの健康を目指した食事療法食になります。獣医師が研究、監修していることで飼い主も安心して与えられるのではないでしょうか。

・NATURAL Harvest ベーシックフォーミュラ メンテナンス スモール
ラム肉をメインとしたドッグフードです。低アレルギーだけではなく、低脂肪、低カロリーを実現しています。また難消化成分が除去されているため、消化器の負担も少なく、成犬はもちろん、食べ物が限定されるシニア犬にも与えられるドッグフードということでも有名です。ドッグフードは酸素に触れさせると美味しさが損なわれてしまうことがあるのですが、こちらは真空パック加工がされているのも嬉しいですね。

5.アレルギーを防ぐために

犬は人間のように言葉で意思表示ができません。そのため、アレルギーは飼い主が普段から気をつける必要があります。もしも、食事を取った後に今回紹介したような症状が出ている場合は、医者にかかることがおすすめです。今までアレルギーを起こしたことはないが心配な場合は、ドッグフードを一定期間試してみて判断するのも良いでしょう。また、低アレルギーのドッグフードを利用するのもひとつの方法です。

著者情報

UCHINOCO編集部

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