愛猫の鳴き声で表れる愛猫の気持ちとは?

喜怒哀楽を多彩な鳴き声で表現しては飼い主を振り回す愛すべき猫たちの、鳴き声に特化した表現について意味する気持ちも含めてまとめてみました 2018年03月12日作成

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ナイーブで孤独を愛する猫ちゃんたちが、鳴き声で気持ちをたくみに表現しながら、しっかり人間生活を支配してしまっています。その全容を明らかにしてみました。

1.愛猫の鳴き声の種類

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犬の魅力はなんといっても忠誠心です。とことん尽くされたらさすがに情も移りますし、全力で幸せにしてあげたくなります。では猫派は猫のどこに魅力を感じるのでしょうか。わがままでマイペース、簡単には触らせてくれない気むずかしい貴婦人のようで、いたずらされてもあのくりくりとしたまん丸の瞳で見つけられたら、つい赦してしまいたくなります。

あまり鳴かない品種というのもあるのですが、喜怒哀楽をたくみな鳴き声の変化で、しっかりと自己主張してきますから、とても気持ちもわかりやすい上に、コミュニケーションも楽です。

みゃーと普通に鳴いている時は何かお願いしている時だし、名前を呼ぶと機嫌が良い時はみゃっと返事してくれます。嫌だよ~という時はしゃがれ声でみやっと鳴くので、これもやめますがグルーミングが途中の時はなだめて終わらせる事もあるでしょう。

お風呂が大好きな品種もいますから、毎日体を洗ってあげたり一緒に入浴タイムを愉しんだりしている飼い主もいます。毎日のようにアイフォンに猫との楽しい生活を動画でアップしている飼い主を多く見つけますが、猫はインスタ映えもよろしいようです。

怒りの感情は低音で甘えたい時は高音でウーと鳴きますから、イントネーションに合わせての関わり方が基本です。

気がついたら猫はたくみな鳴き声で人間の生活がしっかり管理しているのです。管理される事に喜びを感じる飼い主が大勢いますが、なんともサディスティックな性格も、猫派にはたまらなく魅力なのかもしれません。

2.不安な時の鳴き声

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口を開けないでウーンと高音で何度も鳴く時、あるいは低音でニヤっと鳴くときは、何らかの不快あるいは不安を感じている時です。たとえばリラックスしている時に、いきなり抱っこされた時などにニャッと低音の鳴き声を発していたら、“何するのよ!”くらいに考えて正解です。黙って抱かれていたとしてもごろごろ言わなければ、少なくとも本人はまったく喜んでいません。

手を離したとたんに離れていくはずです。抱っこされている間は“やれやれまたか”くらいに考えているかもしれません。一切鳴かないかしっぽを振っていたとしても、喜んでいると思うのは人間だけです。ちなみにしっぽを振るのは必ずしもうれしい時だけではなく、イライラしている時も振りますから、本人はかなり不快を示していると考えるのが妥当です。

ウーンと鳴くのは通常寂しい時あるいはかまって欲しい時でもあるのです。特に子猫によく見られます。鳴き声が低い時は怒っている時ですから、手を出すと猫パンチを食らいます。猫語を理解する時は鳴き声の高低も合わせて判断すると、より正確に猫の気持ちを察する事ができます。

3.威嚇する時の鳴き声

これは最もわかりやすい表現ですから、ほとんど説明もいらないでしょう。低い鳴き声でウーンとうなっている時は、不吉な雰囲気を漂わせている事からもわかるように、怒っている時あるいは拒否反応ですから、手を出すと強烈な猫パンチを食らう可能性大です。ご注意ください。

強い絆で結ばれた飼い主には、めったにこのような形では鳴かないはずですから、よほど強い不満を抱いているのです。猫が嫌がる事は一切しない事です。

4.猫どうしで交わす挨拶

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通常猫どうしではめったに鳴き声で挨拶しませんから、どうやって意思疎通を図っているのかをよく観察してみると、お互いに鼻と鼻をくっつけ合ったり、なめ合ったりしながら意志疎通を図っているのがわかります。ボディランゲージが猫ばかりではなく他のペットとの間でも主に活用されています。

仲良くなると体をくっつけ合って一緒に昼寝を始めます。鳴き声での意思疎通をするのは発情している時と、威嚇をする時に限っているのをよく見かけるはずです。

鳴き声で飼い主に合図をするのは、鳴かないと気持ちをわかってくれないと考えているからで、鳴く前に気持ちを察して飼い主が動くと猫は鳴かなくなります。

5.人間と仲間とでの使い分け

鈍感な人間には鳴き声で仲間もしくは他ペットには体で気持ちを伝えるのが猫流会話術です。猫の生活をじっくり観察してみてください。おもしろい発見をたくさんするはずです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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