子猫が噛むのはどんな理由があるの?『しつけ方法』にも注意が必要なんです

子猫が噛んできたら何で噛むのか理由を見つけなければいけません。ただ興奮しているだけなのか、歯がかゆいのかで対応の仕方にも違いがあります。 2019年07月03日作成

  • 猫のカテゴリ - 猫のしつけ猫のカテゴリ - 猫のしつけ
  • VIEW:9,629

永久歯に生え変わる時期が生後3か月からとも言われている子猫は歯がゆいことから指を噛む?甘噛みする訳を理解してあげましょう。

ネコとしての本能

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

猫の本能を知ってこそ噛む理由も見えてきます。
猫が噛んできた場合には、どれくらいの加減で噛んでいるのか、甘噛みなのか強い噛み方なのかにより、猫の世界では意味があるということを理解しましょう。

本当は野生動物である猫には、自然の中で生きるための本能が身についているのです。
生き抜くためには獲物を捕らえることを子猫たちに教えるのも親猫としてのしつけになります。
思いきり噛むことで獲物を逃がさないという本能があります。

また、野生で生きるためには危険な場所や他の獣から逃げなければいけないシーンもあります。
危険が迫った場所では親猫も子猫たちの首を噛んで安全な場所に移します。
このときにも落とさないように強く噛んでいます。

親猫や兄弟間での上下関係を教え込むために、子猫を噛んで私の方が上なのよと教えているのです。

赤ちゃんの頃からの噛み癖

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

生まれてすぐでも好奇心が旺盛な赤ちゃん猫にとって、動き出すものすべてが何なのかを確認するために口に入れたがります。
それは噛んで確認することや触ってみることで、遊び道具なのか食べ物かを見極めるのです。

しかし、噛み癖がついたまま成長してしまうと平気で飼い主を噛むようになってしまうものです。
生後7週間までは猫として外の世界との関わり方が学べる時期だと考えられています。
この時期にはお腹を撫でてあげたりすることで、人間のことが大好きな猫へと変貌を遂げるのです。

ただし、この時期は二度と来ないと言われていることから、しっかりとしつけることが重要です。
そうすればこれから成猫になってからも、周りの猫とも仲良くすることもできて、人に対しても心を開いて穏やかな性格に成長することができると考えられています。

じゃれているだけ

子猫にだって、噛みつくのには理由があるはずで、どのような場面で噛まれていたのかを思い出してみると、一番多いのが一緒に遊んでいる最中だという方が多いようです。

かまって欲しくて、じゃれてきた子猫を撫でていると、突然噛みつかれたということはありませんか?一緒に遊んでいても、もっと何かをして遊びたいという欲求を満たしていなければ、何かを噛むことで自分がどうしたいのか、何をしたいのかを伝えようとするのです。
これは猫の要求とも言える行動ですが、噛んできたからと大きな声で怒鳴ったり叱ることはしないようにしましょう。
噛むときには猫の思いや理由があるのを考えてあげましょう。

歯がかゆいアピール

写真素材 イラスト ベクター画像ならShutterstock・動画 音楽 背景・すべてロイヤリティフリー

出典元:https://www.shutterstock.com/

子猫が噛むには、歯がかゆいという理由があります。
生後数か月もすれば、乳歯から永久歯に生え変わる時期でもあることから、何でも口に入れたり、噛んでもいいおもちゃを手放すことができなくなるのです。

噛んでいるときでも、かゆみからイライラしてしまうことも多く、そんな最中にちょっかいを出せば、「ちょっとほっといてよ!」と子猫だってそんな気持ちなのです。
歯がゆいときには、思いきり噛んでも大丈夫なおもちゃを与えてあげる必要があります。

おもちゃを与えるときにも手や指を噛まれないようにしましょう。
早い話が歯がゆい場合には相当イライラしているものなのです。
巻き沿いにならないためにも、おもちゃを使うようにしましょう。

子猫も徐々に成長して、生後一か月もすれば次第に周囲の物もしっかりと見えるようになります。
色々なものに興味を示すようになれば、運動量も活発化して小さな身体を思いきり動かし可愛らしい表情をたくさん見せてくれるようになります。

でも一緒に遊んでいるとやたらと噛んできて困ってしまうことはありませんか?
その噛み癖は子猫のうちに直さないと後々問題になることも!
なぜ噛むのか?理由はなぜか理解することで正しいしつけを行いましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事