子猫のトイレ回数は何回?掃除の回数は?

子猫のトイレの回数がいつもつは違う場合、病気になっている可能性もあるため、飼い主は日々おしっこや便のチェックをしなければなりません。おすすめのトイレ用品もご紹介します。 2018年02月15日作成

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子猫の健康チェックのためにはおしっこや便の回数や形について注目する必要があります。万が一何かしらおかしい点が見られると、病気の可能性があります。

1.適切なトイレ回数とは

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ペットの健康維持は飼い主にとって大きな責任になります。
特に小さい時期のペットはちょっとしたことで病気になりやすいため、健康に関して日々チェックをしていかなければなりません。
子猫は特にデリケートな時期ですが、子猫の健康をチェックするのにわかりやすいのがトイレの回数です。
おしっこの回数はどの程度が一般的なのでしょうか。

通常は2回から4回程度が一般的と言われています。
この程度の回数で毎日おしっこをすれば、おしっこチェックでは問題はありません。
ただ時期によっては暑くて水分を多く飲むこともありますから、そういった時には回数が増える場合もあります。

また冬の時期には水分摂取が少ないために、1日に1回程度になる日もあります。
そのため必ず1日に2回から4回の間でおしっこをしないからといってすぐに病気だと判断はできないものです。
いろんな点を考慮に入れて健康をチェックしなければなりません。
これに対して水分が多くゆるい便をした場合には原因がいくつか考えられます。
ウイルスに感染している場合は便が緩くなることがあります。
また炭水化物を多く摂取しすぎた、水分を多く摂りすぎた場合でも便が緩くなります。
便が緩い状態が続くようであれば、動物病院に連れていくようにしなければなりません。

細い便が出る場合がありますが、この場合にはがんにかかっている場合もありますし、前立腺肥大になっている場合もあります。
そのため毎日のように細い便が出る場合は速やかに病院に連れていくようにしてください。

2.回数が少ないと病気の危険性も

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子猫の一般的なおしっこの回数は2回から4回ですが、これよりも少ない場合があります。
この状態が継続するような場合、何らかの病気になっている場合もあるので注意が必要になります。
おしっこの回数が減る原因となる病気としては、まず尿道閉塞があります。
これは尿道の先端が細くなってしまい、それによって排尿が困難になってしまうというものです。
この病気になった場合は、何度もトイレにはいくのにもかかわらず、十分おしっこが出ないことが良くあります。

またトイレに行ってもポタポタとしか出ないこともあります。
こういった症状が出たらすぐに病院に連れていく必要があります。

尿道閉塞をそのまま放置していると、腎不全になってしまい、より症状が重篤なものになってしまいます。
反対に回数は少なくてもおしっこの量はしっかりと出る、明日になったらおしっこの回数が増えるなどした場合にはすぐに病気とは判断できません。
数日はチェックするようにしましょう。

3.回数が多い場合はどんな問題がある?

人間の症状で頻尿はありますが、実は子猫でも頻尿になる場合もあります。
1日の一般的な回数である2回から4回程度ではなく、あまりにも頻繁におしっこに行くようであれば病気を疑った方がいいでしょう。

まず子猫の頻尿の原因として多いのは膀胱炎があります。
膀胱に細菌が侵入することによって罹ったりするものですが、この膀胱炎になるとおしっこの回数が多くなります。
毎日頻尿の症状が見られるようになってしまいます。
また膀胱炎ほど多くはかからないものですが、膀胱に腫瘍ができた場合でも頻尿の症状が見られることがあります。

いずれにしても毎日頻尿が見られるような場合は速やかに動物病院に連れていくようにしなければなりません。
しかし夏などの暑い時期には水分摂取も多くなりますし、そのためおしっこの回数も多くなります。
そのため毎日のように頻尿の症状が見られないのであれば、しばらくは様子を見てみるのもいいでしょう。

4.便の形に異常があったら

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子猫の健康状態をチェックするのにわかりやすいのが便の形です。
便は健康をそのまま反映しているため、飼い主はしっかりとその色や形をチェックしなければなりません。
便の回数については子猫によって異なるため、あまり1日の間に頻繁に便をするケース以外はあまり神経質になる必要はありません。
回数よりも形が重要なのです。

5.トイレの回数以外に気をつけることは?

子猫のトイレの際に気をつけることは回数だけではありません。

・いつもと違うところでおしっこをしてしまう
・陰部を気にしてしきりに舐める
・おしっこの姿勢をしているが出ない
・おしっこをするときに痛がっている
・血尿が出ている

上記の症状は子猫だけではなく、成猫にも当てはまりますが、ズバリ「膀胱炎」の可能があります。膀胱炎は猫がかかりやすい病気の一つでもあります。

膀胱炎の症状の場合、トイレ以外でもぐったりとしている、嘔吐が見られる、急に水を飲む量が増えたと言った症状も現れることもあるので、日頃から当てはまる場合は、早めに獣医さんにかかるようにしましょう。

子猫を初めて飼った場合は、比較する対象がないので「トイレノート=子猫のトイレの記録」をつけている方もいらっしゃるようです。飼い始めてからのトイレの様子を記録することで早めに異変に気づくという利点があります。
初めて猫を家族に向かい入れる場合はぜひ参考にしていただければと思います。

6.トイレの環境を整えよう!おすすめ商品もご紹介

子猫のトイレのチェックはもちろん大切なことですが、快適な排泄環境を用意することもとても重要なことです。ここでは、おすすめのトイレ関連商品をご紹介します。

【ユニ・チャーム】 デオトイレ 子猫から体重5kgまでの成猫用

「デオトイレ 子猫から体重5kgの成猫用」は入口が低く出入りしやすいの猫用システムトイレです。ケージの中にも入れられるコンパクト感で、締め切った部屋でも臭わない優れモノ。
こちらは、専用の抗菌サンド・抗菌シートがセットになっています。


【ユニ・チャーム】 デオトイレ 子猫から体重5kgまでの成猫用

ワンニャン 紙製ブルーDEサンド

吸収力、消臭力を兼ね備えた紙製の猫砂です。
固まった場所がブルーに変化するので、子猫がトイレをしたかどうかの確認がしやすいのがメリットです。また、紙が主原料なので、燃えるゴミとしても処理できます。
※各自治体のゴミ処理法に従ってください。


ワンニャン 紙製ブルーDEサンド

アイリスオーヤマ ネコのトイレフルカバー

固まる猫砂用のフルカバータイプの猫用トイレです。
砂の飛び散りや臭い広がりを防止するだけでなく、猫が落ち着いてトイレをすることができます。
インテリアになじみやすいシンプルなデザインとカラー展開です。


アイリスオーヤマ ネコのトイレフルカバー

猫砂 飛び散り防止 トイレマット かわいい

猫用の足マットです。トイレ前に置くことで、肉球についている猫砂を落とせます。
PVC素材なので、丸洗いすることも可能なのでいつでも清潔に保てます。万が一、尿がかかっても腐食することもありません。


猫砂 飛び散り防止 トイレマット かわいい

しっかりとした排泄(トイレ)スペースを確保すること、そして清潔な猫砂・シートを
設置することを心がけましょう。
快適なトイレ環境を保たないと猫がおしっこやウンチを我慢してしまい、病気の原因になることがありますし、猫のトイレの回数や排泄の異変に気づくことができません。

大切な家族の一因である猫が健康的、快適に過ごせるよう飼い主がしっかりとトイレ環境を整え、オシッコ・ウンチの回数や量、状態を把握しましょう。

参考サイト

シニア犬の幸せ生活MiMi and zooEy(参照日:2020年11月20日)
https://item.rakuten.co.jp/mimiandzooey/premium_mat/

キャットランド(参照日:2020年11月20日)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/226224/

ゆーとぴあ〜猫用品専門店(参照日:2020年11月20日)
https://item.rakuten.co.jp/utopia/10005169/

ツルハドラッグ(参照日:2020年11月20日)
https://item.rakuten.co.jp/tsuruha/10134573/

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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