野良猫から飼う!正しい子猫の育て方

道端にいた可愛らしい野良猫を飼ってみようと思うこともあるかもしれません。しかしながら、野生にいる動物を自宅で飼うのにはいくつかのステップが必要になります。 2018年02月09日作成

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この記事では野良猫を自宅で飼う時に注意しなくてはならないポイントについて紹介をしていきます。気長に野良猫と向き合って行く覚悟が必要となります。

1. 体調の確認

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野良猫のまずは体調を確認することから始めなくてはなりません。
場合によっては人間も感染してしまうような病気にかかっていることもかんがえられますので、獣医さんに診断してもらうことが必要です。

また、人間には感染しない病気に野良猫が感染していることも考えられます。
自宅に他の猫がいる場合には感染してしまう可能性もありますので、治療が必要になることも考えられます。
アレルギーなどの疾患を抱えているようなケースも考えられますので、その点についても獣医さんに診てもらっておいた方がいいでしょう。
最終的には家で野良猫を飼っても安全かどうかの判断を獣医さんに下してもらうことが必要になります。
場合によっては野良猫を飼うのを諦めることも考えなくてはなりません。

また、野生にいた野良猫がすぐに飼い猫としての生活に順応することができない場合もあります。
ストレスで体調に異常が出てしまうことも考えられますので、その場合も獣医さんに相談しながら進めていかなくてはなりません。

2. ワクチン接種

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野良猫の状態では必要なくとも、ワクチン接種が必須になってきます。
これは、他の猫に病気をうつさないために必要なものですので、法律に従って毎年ワクチンを接種することが必要になります。

また、猫の病気の中には人間に感染するタイプのものもあり、人間に感染してしまうと人間の生命に危険を及ぼしてしまうようなものもあります。
ですから、野良猫を飼って行くための基本的なマナーとしてワクチン接種を行って行くことが必要になります。
また、猫をペット専用のトリミング施設に連れていったり、あるいはペット専用のホテルに泊めるさいには、ワクチン接種の証明書の提示を求められることになります。
証明書を提示できなければ、施設の利用を断られてしまう場合も多くなりますので、注意が必要です。

ワクチンは猫が病気にならず、快適な日常を送っていくには必須のものですので、野良猫を育てようという場合には絶対に必要なものであるということを認識しなくてはなりません。

3. ネコを育てるゲージを準備

これまでは、野生の中で自由に生活をしていた野良猫を飼う場合には、家の中で自由にさせる訳にはいきませんので、猫用のケージを用意することが必要になります。
基本的にはケージの中が猫の生活スペースということになります。
最初の間はかなり猫にとって窮屈な環境になりますが、猫を飼うということはそういうものですので、野良猫にそれに適応してもらうことが必要です。

排泄も決められた場所で行うようにトレーニングをしていかなくてはなりません、子猫のうちでしたら、あまり大変ではありませんが、大人の猫の場合には排泄のトレーニングに時間がかかってしまうことも考えられます。
フードも決められた量を決められた場所で食べるような習慣を猫に身に着けてもらわなくてはなりません。
栄養バランスを考えたフードにしないと、病気をしやすくなってしまうこともかんがえられますので、それについても注意が必要です。

4. 人に慣れるまでは根気よく

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野良猫は可愛らしくみえますが、飼い主になれるまで意外と時間がかかることも多い物です。
子猫の間であれば、飼い主の姿を見ることによって、刷り込まれてしまいますので、あっと今になつくかもしれませんが、大人の猫になってしまうとそれも簡単には行きません。
しかし、絶対になつかないということではありませんので、気長に根気よく猫に接していくことが必要です。
愛情を猫に注いであげることはとてもなつかせるには良い方法ですが、それでもすぐにはなつかない物であるということをあらかじめ認識しておくことが必要です。
だんだんと猫との距離を近づけていくようにするといいでしょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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