生後3ヶ月の子猫の適正体重は?

生後3ヶ月の子猫の適正体重がどれくらいかご存知でしょうか?我が家の猫が正常に育っているのかを知るためにも、適性体重や適切な食事内容などを把握しておきましょう。 2018年02月12日作成

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生後3ヶ月の子猫の適正体重は?

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生後3ヶ月の子猫の体重は、1~1.5kg程度が標準です。この頃の子猫はとても食欲旺盛。たくさん食べるので、体重も順調に増えていきます。もし、体重の増え方がいまいちだったり、逆に減っていたりする時は要注意。体のどこかに不調があるサインかもしれません。早めに動物病院へ連れて行ってあげてください。

体重は子猫の成長を見守るための大切なものなので、少なくとも週に1度は量るようにしましょう。キッチンスケールを使うと、細かく量れるのでおすすめです。そのままだと量りにくいので、子猫が入るサイズの箱や容器に入れて量ってみてください。キッチンスケールだと量りにくい場合は、体重計に一緒に乗って量ってもいいでしょう。自分の体重を引けば、だいたいの子猫の体重がわかります。

生後3ヶ月の子猫の食事内容

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子猫も3ヶ月頃には、離乳食から子猫用のエサに変わっていく時期です。子猫用のエサにはドライタイプとウェットタイプがあるので、状況に応じて使い分けてもよいでしょう。

まだ硬いエサを食べるのが苦手な3ヶ月頃の子猫には、ウェットタイプがおすすめです。水分量が多くやわらかいので、飲み込みやすく、食べやすくなっています。デメリットとしては、一度開封すると日持ちしないところです。なるべく早く使い切るように心掛けてください。また、食べかすが歯に残りやすく、歯石の原因になるので要注意。食べた後のお手入れをしてあげる必要があるでしょう。

ドライタイプはしっかりと噛む練習になりますが、まだこれだけだと食べにくいでしょう。ウェットタイプと混ぜながら、徐々にドライタイプへと進めてあげるのがベストです。また栄養バランスを考えると、栄養価の高いドライフードはおすすめです。日持ちもするので、コスト面でも安心でしょう。ドライフードを与える時は水もしっかりあげてください。

生後3ヶ月の子猫、エサの与え方は?

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1日に与えるエサの回数は3~5回くらいです。一度にたくさんの量が食べられないので、少量ずつ数回に分けてあげてください。1度にたくさん食べたとしても、消化できずに吐いてしまうこともあります。また1日分を大盛りにして置いておくと、衛生的にもあまりよくありません。手間はかかりますが、少量ずつ都度用意してあげましょう。

生後3ヶ月以降はカロリー調整を考える時期

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子猫は、生後3ヶ月まではぐんぐん成長していきます。良質な栄養がとれる子猫用のエサをしっかり与え、栄養不足にならないように管理してあげましょう。

生後4ヶ月を過ぎると、だんだんと成長がゆるやかになってきます。しかし、まだまだ成長段階なので、たくさんのエネルギーが必要です。エサの量は、子猫用フードを適量より少し多めに与えてあげましょう。ただ、過剰に与えると肥満の心配が出てくるので、1日3回程度にコントロールしてください。しっかり遊んで運動をさせ、カロリーの消費を手伝ってあげることも大切です。

生後3ヶ月の子猫は、それまでの食事内容から一段階進む時期です。離乳食から少しずつ硬いエサに慣れて、しっかりと噛む練習も大切になってきます。栄養価の高いエサを与え、体重がきちんと増えているかも、こまめにチェックしてあげてください。

体重が適正に増えているということは、健康で丈夫なカラダになっている証拠。生後3ヶ月頃は、子猫の体づくりにとても大切な時期です。少し食べ過ぎかな?と思っても、たくさん動いてエネルギーを消費していれば大丈夫です。逆に、あまりたくさん食べられない、体重が増えないというときは要注意。何かの病気のサインかもしれないので、早めに獣医さんに相談しましょう。

猫の肥満

生後3ヶ月は成長期だからといってフードを与えすぎると、当然のことながらカロリー過多となり太ってしまいます。成猫と比べると子猫は成長期だけあって太りにくいものですが、徐々に成猫の大きさに近づきつつあるため、この時期の子猫の体重チェックはこまめにやってあげると良いでしょう。

毎日体重を量る習慣をつけておけば、太っていた日はフードの量を少なくするなどでカロリーオフできますので、簡単な体重管理方法としてオススメです。

猫が肥満状態になると、人間と同じように高血圧や糖尿病、関節痛や関節炎などさまざまな病気につながってしまいます。太らせることは簡単ですが、ダイエットさせるのは時間を要するため、日頃から体重チェックして太らせないようにしてあげましょう。

また、避妊・去勢手術をした後は、ホルモンバランスや代謝に変化が見られることなどから、一般的に太りやすくなると言われています。避妊・去勢を予定している飼い主の方は、あらかじめ、愛猫にどのような変化が想定されるのか獣医師によく確認を取っておくと良いでしょう。

それ以外にも、何かの病気でステロイド剤などの薬を服用する場合は、副作用として太りやすくなる場合もあります。獣医師と相談しながら、フード量を調整したりダイエットフードに変えたりするなどして工夫してあげましょう。

体重の変化で健康管理を

体重の変化は、体の丈夫な猫を育てるための大切な目安です。3ヶ月まではまだまだ育ちざかり。適切な食事、運動量を意識して、元気で丈夫な猫に育ててあげてくださいね。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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