ゴールデンレトリバーの飼い方は子犬からのしつけと運動がポイント!

ゴールデンレトリバーは大型犬の好きな人に人気の高い犬種です。大型犬ならではの注意点もあるので、飼う前にいろいろ知っておくといいでしょう。実際の性格やしつけ方などに触れながら、ゴールデンレトリバーの魅力について解説していきます。 2019年02月18日作成

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ゴールデンレトリバーってどんな犬?

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ゴールデンレトリバーはイギリスで現在のような犬種として発達した犬です。その始まりは1865年にトゥイードマウス卿が購入したウェービーコーテッド・レトリバーであるといわれています。その犬から生まれた子犬が後のゴールデンレトリバーになったという説が有力です。子犬の体毛は黄色であったために、1913年以降になるとイエローレトリバーと呼ばれる時期もありました。ゴールデンレトリバーという呼び方も当時から出ていましたが、統一されたのは1920年代に入ってからです。
イエローという呼び名があったことからも分かるように、ゴールデンレトリバーの体毛は全体がクリームがかっています。またはゴールドで、白い部分がある場合は胸の部分のみです。
体高は、オスの場合は56〜61cm前後、メスの場合は51〜56cm前後が標準的なサイズで、大型犬に分類されます。ゴールデンレトリバーは全体的にバランスが取れた体型が特徴で、活動的です。そして、知能が高く人間に友好的な犬種としても知られています。(※1)

子犬の頃からのしつけで左右される犬種

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ゴールデンレトリバーは人なつこく社交的な犬種です。しかし、その一方で寂しがりやでもあります。人間とのコミュニケーションに喜びを感じる犬種なので、十分にかまってもらえない場合などは吠えたり飛びかかったりという困った行動を起こす犬もいます。特に子犬の頃はたっぷりスキンシップを行い、社会性を身につけておくことが必要です。
運動量があり活発な犬種なので、子犬といっても散歩の時間はしっかり歩かせてください。できれば1時間程度の散歩を朝夕の2回行うのが理想です。散歩の時間があまり取れない時でも、ボールを使った遊びをたっぷりするなど、体力に見合った運動量を満たしてあげましょう。引っ張りっこなども子犬の好む遊びです。運動しながら飼い主とのコミュニケーションも取れるので、ストレス発散にもなります。(※2)

知能が高く温和!子どもとの相性は?

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ゴールデンレトリバーの基本的な性格は社交的です。人間と暮らすことを楽しめる犬種で、きちんとしつけができているゴールデンレトリバーなら子どものいる家庭でも飼いやすいといわれています。(※2)しかし、その一方で犬が苦手なのは子どもでもあるのです。
矛盾した話ですが、犬は行動の予測がしにくいものに対して警戒する性質を持っています。赤ちゃんや幼児に対しては、まるで自分の子どものように接する犬もたくさんいるのは事実です。ただし、運動やコミュニケーションなど何らかの不満があるような場合には、赤ちゃんや幼児の動きに過敏になり、攻撃的になる場合があります。小さな子どものいる家庭にゴールデンレトリバーを迎える時には、子犬の頃からのしつけと運動量に注意してください。また、犬と子どもを遊ばせる時には大人が必ず一緒にいるようにしましょう。(※3)

家族犬として迎えやすい大型犬

ゴールデンレトリバーは、基本的な性質は社交性があり、人間と暮らしやすい犬種といわれています。しかし、過度なストレスがかかってしまうと攻撃的な一面も見せる場合があります。ただ、これは何もゴールデンレトリバーに限ったことではありません。犬全般に同じことがいえます。
大切なのは、犬が何を求めているのか飼い主がちゃんと見てあげることです。そして、そのためには子犬の頃から十分スキンシップとコミュケーションを取りながらしつけておきましょう。犬の体力に合った運動量を満たしてあげることも重要です。ゴールデンレトリバーを飼うなら、たっぷりなお散歩時間とコミュケーションの時間が取れるかどうかを考えてみましょう。

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UCHINOCO編集部

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