しつけの基本!子犬におすわりを教える方法とは

楽しい子犬との生活がスタートしてまず教えたいしつけが「おすわり」です。おすわりをマスターすれば犬に自制心もでき、周りの犬などに飛びかかるようなトラブルも防げます。今回は子犬におすわりを教える方法をご紹介します。 2019年03月24日作成

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子犬におすわりを教えることで事故やケガを防げる

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犬のしつけの基本ともいえる「おすわり」ですが、なぜ教えておいた方がいいのか理由を知っておきましょう。犬は興味があるものに対して飛びかかるなど突発的な行動をすることがあります。例えば、他の犬や食べ物、おもちゃなどに興味がある時にも、急に飛びかかってくることも少なくありません。これは、飼い主だけでなく周りの人や犬達にも迷惑をかけてしまうので危険です。特に、ラブラドール・リトリバーやダルメシアンなどの大型犬は引っ張る力も強いのでより注意しましょう。

子犬のうちからおすわりをしつけておけば、犬自身に自制心ができてトラブルを未然に防ぐことができます。また、しつけとして最初におすわりを教えれば、「まて」や「ふせ」など他のしつけも覚えやすくなるメリットもあるでしょう。しつけは犬と飼い主の主従関係をはっきりさせるためにも大切です。子犬の頃からおすわりをしっかり教えることで、毎日の犬との暮らしもより楽しくなるでしょう。

おすわりを覚えさせるコツはとにかく褒めること

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子犬の頃からおすわりを教えることは良いことですが、しつけを始める時期は見極める必要があります。具体的には、生後2〜3カ月の時期は、まず自分の名前や飼い主との良い関係を作ることを優先した方が良いでしょう。ある程度子犬とのコミュニケーションが取れるようになった頃から練習を始めることをオススメします。

準備するものとしては、ご褒美になる犬用のおやつを用意しておきましょう。しつけの練習場所は室内でも屋外でも構いませんが、なるべく子犬が集中しやすい静かな場所が向いています。最初に子犬にご褒美を少し見せてあげて、ご褒美を手に持った状態のまま子犬の鼻先〜額に向かってゆっくり動かしましょう。すると、子犬の目線が上に行き、自然とお尻が床に着きます。お尻が付いた瞬間に「おすわり」と声かけしてご褒美をあげてください。この動作を繰り返し何度も練習すると、おすわりと言えば自然にお尻を付くようになります。

長すぎる練習はNG!1回の練習は3分以内までにしよう

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子犬におすわりを教える時にはいくつか注意しておきたい点があります。例えば、しつけの練習は毎日続けることが理想ですが、練習時間は、1回3分以内にするようにしましょう。あまりに練習時間が長すぎると、子犬がストレスを感じてしまい楽しみながら覚えづらくなってしまいます。また、子犬が徐々におすわりを覚えてきたら、ご褒美の量や頻度は少なくしてあげることも大切です。最終的には、ご褒美がなくてもおすわりができるようにしましょう。

もう1つ大事なポイントは、飼い主が「しつけ=訓練」とあまり堅苦しく考えずに、子犬とコミュニケーションを取る時間と考えることです。たとえなかなかおすわりを覚えてくれなくても、子犬を怒ったりするのはNGです。偶然でもおすわりの姿勢ができた時には、「よくできたね」と子犬をいっぱい褒めてあげましょう。犬を褒める時は高い声で頭も撫でてあげることもポイントです。

ストレスにならないようにしつけの時間を楽しもう

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子犬におすわりを教えることは事故やケガなどを未然に防げるメリットがあります。ドッグランなどで安心して遊ぶためにも早めにおすわりを教えることをオススメします。もし、公園など屋外で練習する際には必ずリードを付けてあげるようにしましょう。
犬のしつけは繰り返し何度も教えなければならないので、時には飼い主もストレスを感じることもあるかも知れません。子犬も飼い主もお互いにしつけの時間を楽しめるように、無理せず少しずつ練習を積み重ねていってください。

著者情報

UCHINOCO編集部

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